【新幹線の旅】実際に使ってみた!JR東日本びゅうダイナミックレールパックのメリット・デメリット

ひょんなことから長岡花火ツアーを計画しました。
関東から新潟への新幹線の旅。

調べたところ、びゅうトラベルの「ダイナミックレールパック」がいいらしい。
ということで実際に予約してみて感じたことを共有したいと思います。

こんな人に読んで欲しい
  • JR東日本を使って旅行を計画している方
  • 旅行プランは自分で自由に考えたい方
  • とにかく安くなる可能性を求める方

長岡花火大会とは?

正式名称は『長岡まつり大花火大会』。

毎年、曜日に関係なく8月2日と3日に開催される花火大会。
日本三大花火大会にも名を連ねる全国的にも有名な花火大会です。

その起源は長岡空襲で亡くなられた方々の慰霊と復興を願って行われる平和への祈り。

今年は週末にかけて開催されるため、チケットの入手難易度も上がっています。
私の場合、長岡在住の友人が、市民先行販売で当選したのでチケットは確保済みです!

JR東日本ダイナミックレールパックを選んだ理由

結論、選んだ理由は下記の2点です。

  • 旅行会社のパックツアーにはない自由度
  • 安い!(料金設定間違ってませんか?)

旅行会社のパックツアーにはない自由度

8月3日(土)の長岡花火大会に参加することは決定しています。

自分たちの場合、関東から長岡へ移動する交通手段は新幹線がベスト。
当日は臨時便も増便されているものの、予約は1か月前から(7月3日AM10:00から予約開始)。

普段、旅行を計画するときは、旅行会社のツアー等で探すことが多いです。
理由は手軽さ。
しかも交通手段と宿泊先を別々で手配するよりも割安なことが多い。

だいたい、目的地を決めて、出発地からのツアーを検索。
交通手段や価格が自分たちのスケジュールに合っているかなど納得できれば予約するというスタイル。

しかし、今回は、いつもの観光とは少し違います。

  • 旅行の目的は長岡花火大会。
  • 関東から2名で新幹線で現地へ行き、新潟の友人2名と合流。
  • 翌日は4人で現地観光。移動手段は新潟在住の友人の車。

ここまで自由度の高いツアーは見当たりません。(たぶん)
そうなると、交通手段と宿泊先を分けて手配することになります。

しかし、花火大会当日、8月3日の宿泊先の確保は不可能(笑)
めちゃ高額で、しかも抽選の宿泊施設がほとんど。
なるべくお得に旅行したい私たちのニーズには合いません。

結論、8月3日の宿泊先は、車で移動して少し離れた地域にある宿泊先を確保。(6月中に電話で予約済み)

驚きの価格設定(変動価格のためタイミングにより変化)

残る課題は関東組の旅費負担の軽減です。
計画段階での基本プランは下記の通りの1泊2日のツアーでした。

プラン①:8月3日(土)出発 8月4日(日)帰宅する1泊2日の旅

往復の新幹線代+宿泊費 合計:24,840

  • 8月3日 大宮→長岡 指定席:8,770
  • 8月3日 宿泊先:ツインルーム2部屋 1人当たり7,300
  • 8月4日 長岡→大宮 指定席:8,770

ここで問題になったのが、8月4日(日)の観光に使える時間の少なさ。

せっかく4人で集まって観光する時間を作りましたが、当日帰宅するプランだとどうしても時間が足りない!
というか、もったいない(笑)

そこで、関東組は、月曜日まで滞在を延長。観光後に長岡でもう1泊してゆっくり帰るプランを再検討。

日曜日の宿泊費は花火大会も終わり、料金はどこもお手頃価格になっていました。

1日延長したプランは以下の通り。

プラン②:8月3日(土)出発 8月5日(月)帰宅する2泊3日の旅

往復の新幹線代+宿泊費 合計:32,690 (プラン①との比較 +7850円

  • 8月3日 大宮→長岡 指定席:8,770
  • 8月3日 宿泊先:ツインルーム2部屋 1人当たり7,300
  • 8月4日 宿泊先:ツインルーム1部屋 1人当たり7,850円(参考価格)
  • 8月5日 大宮→長岡 指定席:8,770

長岡花火大会に参加して、観光、そして1日ゆっくりかけて帰宅することでリラックスできる旅行になりそうな予感。
このプランでも十分に満足できるプランです。

しかし、見つけてしまいました。
『JR東日本びゅうダイナミックレールパック』

是非皆さんにも検討する際に候補に入れていただきたい!

『JR東日本びゅうダイナミックレールパック』とは?

自分のニーズに合わせて『列車と宿泊』または、『列車と日帰りプラン』を組み合わせる事が可能!

ダイナミックレールパックは価格変動型の旅行商品で価格は随時変動します。
早い時期に予約したからといって安いわけではない。
予約後に確認すると、さらに安い値段になっていることも。

しかも予約後は変更できないため、一度キャンセルして再度予約が必要になります。
20日前まではキャンセル料がかからないため、それまではこまめにチェックすると良いと思います。

自分は2回取り直しました(笑)
1回目は数日後、1人あたり2,000円も安くなっていたため。
2回目は夏旅クーポンが開始され、さらに安くなる可能性があったため。

『JR東日本びゅうダイナミックレールパック』のメリット

列車と宿泊の組み合わせがホントに自由!

今回の場合は、8月3日出発 5日に帰着。 
2泊3日のツアーだけど、必要な宿泊は1泊のみ。

そんなわがままなツアーも対応可能!
14日間以内であれば、いろいろ組み合わせ可能です。

説明するのは難しいので、ぜひ公式ページでご確認ください。

ツアー代金が格安(価格は変動します)

実家に帰省する人が、往復の新幹線と1泊の宿泊以外は実家で泊るなどのプランで旅費を安くできると人気です。

今回の長岡花火ツアーに当てはめてみましょう。

プラン③ プラン②の内容でJR東日本びゅうダイナミックレールパックを利用

『JR東日本びゅうダイナミックレールパック』手配分 (2024年5月に事前予約)

往復の新幹線代+宿泊費 合計:34,200円(夏旅クーポン -2000円利用) 

人数:2名
出発日:8月3日(土)
帰着日:8月5日(月)
宿泊日:8月4日(日)から1泊(ツインルーム)

ここで驚きなのが、この合計金額が2名分の料金であるという事実!

1人あたりの旅費は、17,100円! (プラン①との比較 -7,740円

別手配の8月3日(土)の宿泊費:1人当たり7,300円 を合計しても24,400円

★2泊3日のプランで比較した場合

プラン②32,690円 - プラン③24,400円 = 8,290円 もお得に♪

プラン①1泊2日を通常手配した場合と比較して、プラン③2泊3日の方が安いってどうゆうこと(笑)
プラン①1泊2日:24,840円 プラン③2泊3日:24,400円  差額-440円

普通に新幹線と宿泊を別々に手配した場合と比較して、ほぼ片道の新幹線代が安くなった計算です。
浮いたお金は2日目の現地観光で自由に使えるお小遣いとして気兼ねなく使えます(笑)

『JR東日本びゅうダイナミックレールパック』のデメリット

こんなにお得なツアーですがそれなりのデメリットと感じる点もございます。

  • お得になるかはタイミング次第
  • 新幹線の予約決定は出発の1か月前(それまでは事前予約扱い)
  • あとから内容を変更できない。(変更時は一度キャンセル後に再予約)
  • キャンセル料発生が20日前から(予定変更の可能性がある場合は使いにくい)
  • 指定された新幹線に乗り遅れた場合は別料金が必要(らしい)


一度予約したツアーで人数や電車の時間に変更があった場合は、キャンセルして取り直しが必要です。

その際は、再予約時の価格で予約することになるので、高めに変動してる場合は少し残念な気持ちになります。

また、新幹線の予約は乗車の1か月前の午前10時からとなり、それまで予約は確定されません。

そして予約した新幹線以外は乗れない場合がほとんどです。
通常であればみどりの窓口や後から来た新幹線の自由席などに乗車できるようですが、この予約ではそれが出来ません。
プランによっては違うかもしれないので予約時に確認してください。

それでもJR東日本びゅうダイナミックレールパックの利用を検討する価値はあると思います!

今回は、長岡花火という日付指定のイベントがメインの旅行のため、ほぼデメリットを感じませんでした。
あとは当日のお天気が良いことを祈るだけ。

ちなみにJR東日本びゅうダイナミックレールパックは出発当日でも予約可能です。
※発券が必要になるため、出発時間直前はおススメしませんが。

思い立ったら即出発なんて、旅慣れた感じに憧れます。
いつかそんな使い方も出来たらいいなぁ。

まとめ

JR東日本を利用した旅行はダイナミックレールパックを利用するとお得♪という内容を共有しました。

JR東日本びゅうダイナミックレールパックを利用するメリット
  • 旅行会社のパックツアーにはない自由度
  • 驚きの価格設定(変動価格のため、タイミングは大切)

そんなお得なツアーですがデメリットも。

JR東日本びゅうダイナミックレールパックを利用するデメリット
  • 変動価格設定のためタイミングによりお得にならない場合もある
  • 新幹線の予約は1か月前なので、1か月前の計画は事前予約となり確定しない(めちゃ不安)
  • プランに変更があった場合は一度キャンセルして再予約が必要
  • 無料でキャンセルできる期間が20日前まで
  • 乗り遅れ・途中下車すると別料金が発生。(プランにより要確認)

デメリットが多いように感じますが何を重視して旅行を検討するかも旅行計画の楽しみですね。
JR東日本をご利用の方は、一度比較検討してみてはいかがでしょうか。